ポプラ社の小中学生用「性教育」トンデモ本

性についてはなそう!3
「生命はどうやってできるか」動物たちの受精

■監修 
村瀬幸浩(むらせゆきひろ)
1941年、愛知県に生まれる。東京教育大学卒業。現在、一橋大学、津田塾大学講師。
“人間と性”教育研究協議会代表幹事。「ヒューマン・セクシュアリティ」(東山書房)編集長。著書に、「性教育のこれまでとこれから」(大修館書店)他多数がある。

■文
小林博(こぼやしひろし)
1934年、大阪市に生まれる。日本大学農獣医学部、獣医学科卒業。現在、横浜市立瀬谷中学校教諭、横浜市性教育研究会副会長、
“人間と性”教育研究協議会代表幹事。著者に「教師のための性教育読本」(あいわ出版)「人間と性の教育」(共著・あゆみ出版)など。

■発行所
株式会社 ポプラ社
★今、問題になっている横浜市立今宿小学校の性教育(オープンスクール)で使われていた本。資料として、コピーしたものが、全児童に配られていた。
★意図して、動物の交尾と人間の性交を同列に扱っている。小中学生の性道徳に大きな影響が考えられる。唯物論・進化論によれば、人間の先祖はサルなのでこれで良しということか。
10〜11ページ
12〜13ページ
24〜25ページ
 人間もほかの動物とおなじように、受精のためには、
男性のペニスを女性の膣にいれて、女性のからだに精子をおくりこみます。ただし、人間の場合は、これを交尾とはいわず、性交といいます。人間が性交するときは、おたがいが心のふれあいをもっていて、いっしょに心地よい肌のふれあいをしたいと思うあいてをえらんでします。
 人間の性交は、男女がからだをよせて、おたがいの心とからだを興奮させあうところからはじまります。興奮が高まってくると、男性のペニスは勃起します。それを女性の膣にいれ、なおもおたがいの気持ちを高めあいます。そして、ふたりが最高に興奮したときに男性が精液をだして女性の体内におくりこみます。性交にかかる時間は、人により差があるので一概にはいえません。
 人間は、動物のように子どもをつくるためだけでなく、おたがいの心とからだのふれあいや、その心地よさをもとめて性交をするのです。→フリーSEX思想を子供に植え付けようとしている?