「性教協」の先生による授業「実践報告」

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音声による説明  これは、高校生に「避妊」を教える授業の、実践報告です。
 この授業に使用したという、プリントには、冒頭から、驚くべき事が書いてあります。
『低用量ピルをゲットしよう〜性を楽しむために〜』
続いて、次のように書いてあります。
1.この後の会話は?
 柊二(しゅうじ)と貴子はつきあい始めて半年、そろそろ性交してもいいかなと考え始めた柊二。
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 柊二「そろそろセックスしようぜ」
 貴子「えっ、でも妊娠したらどうするの?」
 柊二「大丈夫さ、おれ、ちゃんとコンドームで避妊するから」
 貴子「・・・・・・・・・・・・」
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 これが、学校で、高校生の男女に教える内容なのでしょうか・・・
そして、この授業の「ねらい」として、次のようにはっきりと書いてあります。
「安全で確実な避妊を選ぶことで、妊娠を気にせず性を十分楽しむことができることを理解する。」
 信じられない授業です。
性教協のWebSiteの授業実践記録より
http://seikyokyo.org/jissen/jissen_24.html

授業実践記録のトップページ
http://seikyokyo.org/menu/06.html

トップページ
http://seikyokyo.org/


■さらに次のような記述が見られる■〜実際のホームページを見て下さい〜

学習指導案
(1)本時のねらい
   ・(略)
   ・確実な避妊方法で、
快楽の性が追求できることに気づかせる
(2)展開
  5. 妊娠を気にしない性
   ・(略)
   
・妊娠を気にしなくてよい性交は、男女の関係をどのように変えていくか考える。
   ・自分ならどんな避妊方法を選ぶか考える。

※説明
妊娠を気にしない性交
・・・男性主導型の避妊は、射精中心の性交になりがちです。コンドームを正しく装着しなくてはいけないので、勃起したらすぐに装着し、妊娠の可能性があるので射精がすむとすぐにペニスを外に出します。
これらの行動は男性が中心で女性の快楽は無視されていたのです。避妊を気にするあまり、男女の性の快楽は本当の意味で損なわれてきました。
・・・
妊娠のことを考えずに性を楽しみ、二人のコミュニケーションがさらに深まるのではないでしょうか。

■中・高校生だからこそピル
・・・中・高校生にはピルは早すぎると考える場合もありますが、WHOではピル服用の開始年齢は性行動が始まったら可能であると示しています。・・・低用量ピルは、中・高校生にとって重要な避妊法の一つなのです。
・・・
こんな授業の実践例が、今も堂々と、性教協のホームページに掲載されている。
文部科学省もなめられたモンだ。
いつから、高校の性教育は、「HOW TO SEX」 の時間になったのか?

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